足のアーチ あずみの整骨治療院
足部アーチとは
足部には大きく分けて3つのアーチ(足裏の反り)があります。
[内側縦アーチ]足の内側にある縦方向の一番大きなアーチです。土踏まずがある場所
[外側縦アーチ]足の外側にある縦方向のアーチで、小さいですが身体を支える大事なアーチ
[横アーチ] 中足骨部に存在するドーム型の横方向アーチ
アーチが持つ機能・役割
1 衝撃を吸収する
2 足裏の神経、血管の保護
3 身体のバランスをとる
4 次の一歩を出すバネ
体重50kgの人が一歩歩くごとに片足にかかる衝撃は250kg以上にもなります。びっくりしますね!
アーチがないと、この衝撃が足首➡膝➡股関節まできてしいては腰や首まで伝わってしまいます。
足の形状タイプ
エジプト型
つま先の中で、親指が一番長い足の形です。日本人の7割がこのタイプといわれています。
いろいろな型の靴を履ける安定した足のタイプです。
ただ、歩行の時に靴の先で圧迫され親指が小指側に傾きやすい特徴があるので「外反母趾」になりやすいといえます。
靴は親指の先に圧迫感がないもので、親指内側の筋肉を意識的に使って歩行することが必要です。
ギリシャ型
この型は欧米人に多く、人差し指が一番長く先の細い靴を履いても比較的、外反母趾になりにくい足と言われます。
ただし、人差し指が長い分この部分に集中して力がかかるため、
ハンマートゥになったり、指を傷つけやすいので注意が必要です。
スクウェア型
指の長さが揃ったタイプで、日本人の1割ほどしかこの型をもちません。
大きいサイズの靴を履いた場合、指先と靴幅とのバランスがうまくとれず
足指同士を圧迫してしまいタコや魚の目ができやすい足となります。
皆さん自分の足を見て、どのタイプに属するか分かりましたか?
このタイプが分かっていれば注意すべき点や、意識するべき点が見えてくると思います。
足の骨の構造
片足の骨は、「前足部の趾骨14個」 「後足部の足根骨7個」 「中足骨5個」
「種子骨2個」の計28個からなります。
これら計56個の骨で2足で立った時に体重や動作を支えています。
このうち前足部は全体重を支える役割をもっており、
後足部はショック吸収や歩く時にバランスを取ったり地面を蹴り出す役割をもっています。
そのため、どれか一つでも骨に不具合があったり構造・骨格的に歪みがあったりすると
身体全身的に何かしらに症状を生んでしまいます。
外反足、扁平足、開張足を識別する
足首は内側あるいは外側に傾いていませんか?アキレス腱はどのように伸びていますか?
アキレス腱は普通まっすぐ垂直に伸びていますが、外反足では曲がっています。
片脚立ちや片脚跳びをすると荷重がかかると内側に反りますか?それともまっすぐ安定していますか?
外反足の傾向は足に荷重をかけるとはっきりわかります。
フットプリント
足が水に濡れた状態で石の床や紙の上を歩いた際、足型が付くのがわかりますよね?
健康な足のフットプリントはくびれた中足部のフットプリントが膨らみのある前足部の3分の1の幅です。(図左)
中足部がこれより広ければ、縦アーチが下がっており扁平足といえます。(図中央)
3分の1以下の場合は凹足気味です。フットプリントが2つに分かれている場合、
つまり前足部の膨らみ部分とかかとの間がぽっかりと空いている場合は、凹足もしくは著しい外反足です。(図右)
チェックしてみましょう!
まとめ
100人いれば100種類の足の形があると思います。その人の生活スタイルや運動歴、これまで履いてきた靴など
原因は様々だと思います。
あずみの整骨治療院では患者さんそれぞれにあった最善の治療法を提案させていただきます。
一緒に美しい足を作りましょう!!
あずみの整骨治療院
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